研究課題/領域番号 |
16K01465
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
黒澤 美枝子 国際医療福祉大学, 薬学部, 教授 (30178131)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 扁桃体中心核 / セロトニン / コルチコトロピン放出因子 / 側坐核 / ドーパミン / 侵害性刺激 / 非侵害性刺激 / 動脈圧 / 自律機能 / 心拍数 / Kolliger-Fuse核 / 侵害刺激 / 昇圧反応 / 外側腕傍核 / 超音波発声 / 触刺激 / 体性ー自律反射 / 扁桃体 / 情動 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
皮膚や骨格筋への刺激(体性感覚刺激)により、各種内臓機能は反射性に調節される(体性-自律神経反射)。自律神経機能は情動の影響を受けやすいことが知られており、体性-自律神経反射も体性感覚刺激によっておこる情動の影響を大きく受けるが、そのメカニズムは明らかにされていない。本研究は、体性-自律神経反射におよぼす陰性情動並びに陽性情動の影響の神経機構を検討するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚や骨格筋などに加える体性感覚刺激は各種リハビリテーション療法の基本であり、それらは運動機能のみならず内臓機能にも影響をもたらすが、そのメカニズムは不明な点が多い。そのメカニズムの一つとして、体性-自律神経反射が考えられるが、自律神経機能は情動の影響を受けやすいので、その効果に個人差が出現する可能性がある。すなわち本研究は、リハビリテーションによって起こる自律機能反応の個人差のメカニズムに迫るものである。また、リハビリテーションの効果には情動の影響が大きいことも知られており、本研究はリハビリテーションでの各種の療法が情動におよぼす影響とその脳内メカニズムを提供するものになると考えられる。
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