研究課題/領域番号 |
16K01472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
櫻井 博紀 常葉大学, 保健医療学部, 准教授 (60454419)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 慢性痛 / 運動器 / 生後発達 / 若齢 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
臨床的に線維筋痛症、CRPS Iなどの慢性痛において小児の発症が少ないという報告があり、生後の発達過程における要因が慢性痛発症に関与している可能性がある。そこで我々の開発した運動器障害モデルで若齢期処置を行ったところ、成熟処置と異なり慢性痛が発症しなかった。障害筋の筋組織では処置急性期および慢性期において3週齢処置、9週齢処置で大きな差が見られなかったが、慢性期において筋および脊髄におけるmyogeninの発現に違いがみられたことから、運動器慢性痛発症に筋回復過程における関与の可能性が考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動器障害をはじめとした神経損傷以外の原因で発症する慢性痛は、病態が複雑で治療法、リハビリテーションが構築されておらず、ADL、QOLの低下を引き起こし、社会的に大きな問題となっている。ここに筋の回復過程に注目していくことで、運動器慢性痛のメカニズムの解明と効果的な慢性痛リハビリテーションの基礎の構築につながることが期待される。
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