研究課題/領域番号 |
16K01480
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 星城大学 |
研究代表者 |
飯塚 照史 星城大学, リハビリテーション学部, 准教授 (50581667)
|
研究分担者 |
岩月 克之 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (90635567)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 運動学習 / 脳機能 / 評価法 / 指タッピング / 同時二重課題 / 機能的近赤外線分光法 / 腱移行 |
研究成果の概要 |
リハビリテーション分野での応用を視野に,運動学習の過程における「認知段階」および「連合・自動段階」の客観的区別を可能とする方法および指標の提案を研究目的とした.予備的検討結果に基づき,特定の課題について事前に十分練習をした者は,当該課題を遂行中に前頭葉活動を賦活するための課題を同時に与えても,効率性良く筋出力を発揮するものと仮定し検証した.事前に練習しない者と比較した結果,一部は仮説を支持する傾向が認められた.一方で,健常被験者において生来持ち合わせている運動経験の影響も考えられるため,患者群への応用は限定的であるものと考えられた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新しい運動を学習するときには,言語情報で理解して,身体が慣れていくという過程を通る.これを客観的に区別する指標があれば,その時点でどのくらい学習が進行しているか,あるいはどのような練習が学習を進行させるかが分かるための基礎となる.本研究から,認知的課題を同時に行ったときの筋肉の収縮状態を目安として判断できる可能性があった.今後さらに研究を進めることで,手術をしたあとのリハビリテーションや,スポーツなどでの応用が期待できる.
|