研究課題/領域番号 |
16K01489
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
肥後 範行 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究グループ長 (80357839)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | リハビリテーション / 神経可塑性 / 疾患モデル / 非ヒト霊長類 / 巧緻動作 / 運動皮質 / 神経投射 / 機能回復 / 脳卒中 / 可塑性 / 霊長類モデル / ミクログリア / 炎症 / 組織化学 / 脳損傷 / グリア細胞 / 霊長類 / マカクサル |
研究成果の概要 |
近年、脳卒中などで脳に損傷を受けた患者に対して脳を変える新たなリハビリテーション法であるニューロリハビリテーションが注目されている。ニューロリハビリテーションは脳の可塑性を理論的な根拠に置いているが、脳損傷後にどのような可塑的変化が脳に生じれば機能回復が実現できるかの詳細は未だに明らかになっていない。本研究課題ではマカクサルを実験動物として用い、第一次運動野損傷後の巧緻動作の回復に関わる機能代償領域である運動前野腹側部からの運動出力線維が変化することを明らかにした。合わせて臨床に近い脳損傷モデルの確立を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳損傷後の機能回復は高齢化社会を迎えた日本をはじめとした先進諸国において極めて要請が高いことは言うまでもない。また、そのメカニズムを理解することは脳が持つ柔軟性を理解することに繋がり、基礎研究としても重要である。とくに近年では脳卒中などで脳に損傷を受けた患者に対して脳を変える新たなリハビリテーション法であるニューロリハビリテーションが注目されており、本研究課題で得られた成果はその理論的基盤であり新しい技術の開発に貢献する。
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