研究課題/領域番号 |
16K01492
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部) |
研究代表者 |
有井 敬治 独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部), 神経内科, 医長 (70644855)
|
研究分担者 |
橋 逸郎 中部学院大学短期大学部, 社会福祉学科, 准教授 (20649131)
大脇 裕子 中部学院大学短期大学部, 社会福祉学科, 講師 (40769030)
三ツ井 貴夫 独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部), その他部局等, その他 (80294726)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | パーキンソン病 / リハビリテーション / 神経難病 / 太極拳 / 発声太極拳 |
研究成果の概要 |
パーキンソン病関連疾患では構音・嚥下機能障害は予後を左右する極めて重要な因子であるものの、特別な対策は取られていないことが多い。我々は同疾患に対する独自のリハビリテーションとして、気功の要素を取り入れることで喉頭機能の増強を介した呼吸機能の向上を目的にした、発声を伴う太極拳を新たに考案した。本研究では、パーキンソン病の種々の運動症状、特に発声・嚥下・呼吸機能に対する効果を検討した。具体的には5週間のリハビリテーション入院したパーキンソン病患者について、専門のインストラクターを招いて週1回、1時間の太極拳運動を導入した。その結果、太極拳を導入した群では4週間後にパーキンソン症状は著明に改善した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
徳島病院で実施している太極拳の取り組みは、2011年以降、地元新聞で報道されている。また学術誌の発表に加え、第51-56回日本神経学会総会、第64-69回国立病院総合医学会において、有井ならびに共同研究者は数多くの発表を行った。その他、数多くの学術集会・研究会の招待講演ならびに患者主催のセミナーで発表するとともに、他施設から医療関係者の見学・研修を積極的に受け入れている。
|