研究課題/領域番号 |
16K01497
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
菊地 千一郎 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (60323341)
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研究分担者 |
福田 正人 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (20221533)
服部 卓 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (30241897)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 馴化 / 脳機能計測 / 反復計測 / NIRS / NIRS / ウェアラブル / 臨床応用 / 近赤外線スペクトロスコピー / 作業療法 / 精神疾患 / 認知課題 / 反復 / ビデオゲーム / ウェアラブルNIRS / 頑健 / 作業療法学 |
研究成果の概要 |
携帯に便利な,臨床現場でも幅広く応用可能なウェアラブルNIRSを用いて,反復測定による馴化の影響を受けにくい刺激課題を比較・検討したので報告する.健常学生14名を対象にした.使用機器は10チャンネルウェアラブルNIRS装置WOT-100である.後出し負けじゃんけん課題,文字Stroop課題,動物Stroop課題を選択し,週1回の頻度で4週間にわたり実施した.各チャンネルの積分値を,課題間および課題内の変化に注目して比較した.馴化の影響を唯一認めなかったのは文字Stroop課題であったため、文字Stroop課題を採用することが,ウェアラブルNIRSの刺激課題に好ましいと考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、NIRS検査の刺激課題として、様々な課題が検討されてきたが、反復計測に強い、すなわち複数の課題を用いて馴化の少ない課題を求めた研究はきわめて少ない。本研究により、認知か台の選択による馴化の仕組みにつき、一部解明が行われた。今後文字Stroop不一致課題を中心とした課題の採用が望ましいという根拠が得られたところに意義があると思われる。
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