研究課題/領域番号 |
16K01499
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
高本 考一 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 特命助教 (00553116)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 理学療法 / 筋骨格系疼痛 / 近赤外分光法 / 電気刺激療法 / 理学療法学 / 電気刺激慮法 |
研究成果の概要 |
慢性筋骨格系疼痛を有する被験者のトリガーポイントに対して末梢神経の種類(Aβ、Aδ、C線維)に依存的な刺激周波数が異なる正弦波電気刺激(2000, 250, 5Hz)を施行した際の鎮痛効果および脳血行動態変化を近赤外分光法により検討した。頸部痛を有する被験者の僧帽筋トリガーポイントへの250Hzおよび5Hz正弦波経皮および針通電刺激により2000Hzと比較し刺激後主観的疼痛スコアが有意に軽減、刺激中の前頭前野領域のOxy-Hb濃度が有意に減少することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性筋骨格系疼痛に対する治療法の一つに経皮的電気刺激療法(TENS)、徒手、温熱、鍼等の理学療法がある。これまで多くの臨床試験により理学療法の有効性が報告されており、現代医学において理学療法の重要性が高まっている。しかし、理学療法の共通の問題点として、刺激部位、刺激強度、刺激時間等の様々な刺激パラメーターが存在するが、有効な至適刺激条件が未だ確立されていない。本研究成果により上位中枢性鎮痛効果をもたらす理学療法の有効な刺激パラメーターの設定につながると示唆される。
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