研究課題/領域番号 |
16K01500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山崎 俊明 金沢大学, 保健学系, 教授 (00220319)
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研究分担者 |
宮地 利明 金沢大学, 保健学系, 教授 (80324086)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 廃用性筋萎縮 / 萎縮予防 / 長軸部位 / 下腿筋 / MRI / 萎縮抑制 / 骨格筋 |
研究成果の概要 |
本研究では、下腿筋の長軸部位による萎縮抑制効果の相違分析を、ラットヒラメ筋を対象に微視的に進めた。廃用性筋萎縮後の回復過程に及ぼす伸張や荷重の効果分析を実施し、長軸部位による効果の相違を確認した。さらに、ヒトへの応用を目的に、座位撮像MRI(Gravity MRI)を活用し、健常人を対象に座位時の下腿筋形態評価法を確立した。足関節肢位変化や等尺性収縮による下腿筋の形態変化を長軸部位別に分析し、筋による違いを明確にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来のMRI撮像は測定肢位が背臥位に限定されていた。本研究で使用したGravity MRIは任意の肢位で撮像可能であり、放射線被爆がなく安全に正確な骨格筋情報が得られる。座位での下腿筋情報は、日常座位時間を活用した介入の臨床応用を促す意義がある。 本研究による基礎データを、ヒトに効果的な萎縮予防のプログラム構築に利用できれば、結果的には施設高齢者などの圧倒的に多い車椅子座位時間の有効活用法として期待できる。
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