研究課題/領域番号 |
16K01504
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
四本 かやの 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (10294232)
|
研究分担者 |
橋本 健志 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60294229)
渡部 貴史 神戸大学, 保健学研究科, 助教 (80758847)
|
研究協力者 |
奥村 満佐子
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 社会参加 / 希望 / 環境因子 / 心理社会療法 / 作業療法 / 精神科外来 / 作業療法学 |
研究成果の概要 |
「社会参加支援に焦点化したリハビリテーション介入」モデルとして、対象者を就労等の社会参加経験の有無によって分けること、さらに初めての社会参加中断者と繰り返し者に分けることにより、リハビリテーション介入の目標設定および介入方法が大きく異なることが明らかになった。 就労等の社会参加経験のない者に対しては、発達検査を含む知能検査や心理検査を実施し、生活機能を明確にすることが必要である。 評価および介入初期には、リハビリテーション目標である「対象者の希望する社会参加の状態」を具体的に把握し、関係者が共有することと同時に、対象者の環境因子である家族及び家族との関係の評価が欠かせない。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「外来ニート」化した状態の者が、社会生活に戻るにはリハビリテーションが必要であり、薬物療法だけでは不十分であるが、一方で症状や障害程度の軽度な対象者に対するリハビリテーション手法が確立していなかったため、必須となる評価や介入手続きを整理できたことが、学術的成果であり、意義である。 80・50問題等でも注目されるひきこもり者は100万人以上と推定され、「外来ニート」はその中の一部と考えられるため、この社会問題の解決に寄与できる。
|