研究課題/領域番号 |
16K01513
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
吉田 晋 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 教授 (30555909)
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研究分担者 |
鈴木 伸弥 北海道医療大学, リハビリテーション科学部, 助教 (20803654)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 両側性運動 / 連合性対刺激 / 皮質可塑性 / Bilateral arm training / paired stimulation / LTP-like plasticity / paired-stimulation / ICI / ICF / IHI / 可塑性 / 皮質間連絡 |
研究成果の概要 |
一側の手の筋活動を合図に、電気刺激や磁気刺激を用いて反対側の手を人工的に動かし、鏡像運動を生じさせる方法を考案した。今回は健常者を対象として、両手で同じ運動をする課題、右手の動きに合わせて反対側の末梢神経を刺激して左手を動かす課題、右手の動きに合わせて反対側の手を支配する脳の領域を磁気刺激する課題の3つの方法について比較した。いずれの方法も左手を支配する脳の領域の活動性が向上し、数十分間持続した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、一側の手だけを使用すると、反対側の手を支配する脳の領域の活動性は低下するが、両手で同じ運動をすることで両側とも活動性が向上するという報告はあったが、それが電気刺激や経頭蓋磁気刺激といった人工的な刺激でも起こせることがわかった。今回は健常者を対象とした基礎研究であるが、この成果により、重度麻痺患者のリハビリテーションの新たな可能性を見いだせたと考えている。
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