研究課題/領域番号 |
16K01516
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 新潟医療福祉大学 |
研究代表者 |
勝平 純司 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (00383117)
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研究分担者 |
松平 浩 東京大学, 医学部附属病院, 特任教授 (10302697)
山本 澄子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (30302102)
四津 有人 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任研究員 (30647368)
大村 優慈 国際医療福祉大学, 小田原保健医療学部, 助教 (40709094)
岡 敬之 東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (60401064)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | バイオメカニクス / 脳卒中片麻痺 / 脳活動 / 装具 / 歩行分析 / 体幹装具 / 脳活動分析 / 脳卒中 / リハビリテーション / 生体工学 |
研究成果の概要 |
脳卒中片麻痺者の歩行パフォーマンスの変化は運動学,運動力学的なパラメータの評価により行われているが,脳活動の変化も併せて分析することで最適なリハビリテーションプログラムの選択や使用する装具の選択につながる可能性がある. 本研究の目的は三次元動作分析装置から得られるパラメータ(身体表現マーカ)とfNIRSから得られる脳神経学的パラメータ(脳内表現マーカ)を融合させた新しい脳卒中片麻痺者の評価手法を確立し,装具の使用が身体と脳機能に与える影響を明らかにすることである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において特定の領域の脳活動を歩行時に低く抑えられる脳卒中片麻痺者は歩行パフォーマンスの向上や維持に重要な足関節底屈モーメントを大きく発揮できることが分かった.足関節底屈モーメントの発揮を促すようなリハビリテーションプログラムを実施するとき,特定の領域の脳活動をモニタリングすることができれば,効果的なリハビリテーションを提供できるようになる可能性がある.また,特定の脳活動の領域を低く抑えつつ,足関節の底屈モーメントの発揮を促すことができるような新しい短下肢装具の開発や評価にも本指標を用いることができる.本評価方法については権利化することを予定している.
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