研究課題/領域番号 |
16K01523
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 帝京科学大学 |
研究代表者 |
萩原 宏毅 帝京科学大学, 医療科学部, 教授 (80276732)
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研究分担者 |
斉藤 史明 帝京大学, 医学部, 准教授 (40286993)
廣瀬 昇 帝京科学大学, 医療科学部, 准教授 (60460391)
相原 正博 帝京科学大学, 医療科学部, 助教 (90736472)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 筋萎縮 / ストレッチング / レスベラトロール / 酸化ストレス / マイオカイン / マトリックスメタロプロテアーゼ / 酸化ストレス度 / 抗酸化力 / 理学療法学 |
研究成果の概要 |
私たちは本研究課題で、独自に開発した新規筋萎縮誘発法の有用性を明らかにした。また、野生型 C57BL6マウスに対してギプス固定法にて筋萎縮を誘発し、その後再荷重を行うプロセスにおいて、酸化ストレス、マイオカイン、マトリックスメタロプロテアーゼなどの多くのファクターが変動することを見出した。さらに、筋萎縮誘発モデルマウスに対して、ストレッチングおよびレスベラトロールの投与を実施し、その併用効果を検討した。その結果、併用群と対照群では体重と骨格筋湿重量に関して明白な差はみられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
長期間の不動による廃用性筋萎縮はADL(日常生活動作)の大きな低下を引き起こすが、臨床的に効果的な介入方法は確立されていない。今回筋萎縮誘発モデルマウスに対して、ストレッチングおよびレスベラトロールの投与を実施しその併用効果を検討したが、表現型に明白な効果は認められなかった。一方、筋萎縮から再荷重のプロセスにおいて、酸化ストレス度マーカー、マイオカイン、マトリックスメタロプロテアーゼの中に大きな変動を示すものがあることを見出した。この知見は、今後の病態の理解や治療法の開発の手がかりとなると考えられる。
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