研究課題/領域番号 |
16K01528
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 大阪青山大学 |
研究代表者 |
木下 博 大阪青山大学, 健康科学部, 研究員(移行) (60161535)
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研究分担者 |
東 登志夫 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40244090)
中西 康人 大阪青山大学, 健康科学部, 教授(移行) (50622669)
奥野 竜平 摂南大学, 理工学部, 教授 (90294199)
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研究協力者 |
木村 大輔
栃尾 健介
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ペグボード / フォトレフレクー / 手指 / 移動距離 / 利き手 / 把握力 / 高齢者 / 巧緻性機能評価 / 左利き / 持ち上げ力 / 老化 / 摘み力 / 自動計測 / 左右差 / 巧緻性評価 / センサ内装型 / 移動時間 |
研究成果の概要 |
リハビリテーションや職業訓練での手指の運動訓練や巧緻性評価で多用されているペグボードに電子工学技術を導入し個々のペグの移動と手の移動の時間を正確に分離計測できるペグボードシステムを開発した。さらに、その有用性を検証するために健常青年50名と高齢20名を対象に25、50、75、125 mmの異なる穴間距離設定および左右の手条件でペグの最速移動課題とペグの最速反転移動課題(距離25 mm)を実施させた。得られたデータを基にペグ移動時間および手移動時間とそれらの個体内変動に関する基礎情報を提供した。また、ペグの把持力と持ち上げ力が計測可能な装置を試作し、その基礎情報も提供した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
光センサーをペグボードに内装させ、センサー信号をデジタル化してPC内に取り込むことで、一本一本のペグを操作するのに要する時間と次に動かすペグへのリーチングの時間データを完全に分離して、さらにミリ秒単位での正確な計測を可能にした。また、本研究で開発した力センサー装備のペグも、ペグ操作時の把握力と持ち上げ力を詳細に調べることを可能にした。また本研究では、それらについて健常青年と高齢者の基礎データを呈示することも成し遂げた。正確な時間や力データを提供できるセンサー内装型ペグボードは、リハビリテーションや職業適性訓練、神経生理学研究での手指の巧緻性機能を正確に評価する上で有用なツールとして期待できる。
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