研究課題/領域番号 |
16K01532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
小峰 秀彦 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (10392614)
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研究分担者 |
稗田 睦子 豊橋技術科学大学, 総合教育院, 准教授 (70707455)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 血圧 / 動脈血圧反射 / 脳 / 心臓 / 運動 / 脳血管 / 血圧反射 |
研究成果の概要 |
本研究は、頸動脈洞および大動脈弓に存在する動脈血圧受容器からの反射が、脳血管ならびに心臓に与える影響を明らかにすることを目的とした。頸動脈洞および大動脈弓の動脈血圧受容器を分けて刺激する装置を作成して実験を行った。その結果、頸動脈洞からの動脈血圧反射は、心臓制御よりも脳循環制御への影響が大きいことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、基礎的研究として血圧調節の仕組みを解明するだけでなく、リハビリテーション等への臨床応用にもつながる。例えば、頸動脈洞に加わる圧力を人工的・非侵襲的に調節することで、起立耐性を改善するリハビリテーションの構築につながる可能性がある。また、心機能が低下した心疾患患者が運動する際、大動脈弓に対する刺激を調節して心臓の働きを制御しながら運動させることで心臓への負担が軽減する可能性がある。
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