研究課題/領域番号 |
16K01545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
辻村 裕次 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (40311724)
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研究分担者 |
北原 照代 滋賀医科大学, 医学部, 助教 (20293821)
白星 伸一 佛教大学, 保健医療技術学部, 准教授 (20388698)
垰田 和史 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (90236175)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サリドマイド胎芽症 / 二次障害 / 筋骨格系症状 / 環境最適化 / 座位姿勢 / 人間工学 / 短肢症 / サリドマイド胎芽症者 / サリドマイド被害者 / 社会参加 / サリドマイド胎芽病者 |
研究成果の概要 |
あるサリドマイド被害者は左上肢の「しびれ」を訴えており、左僧帽筋に強い筋硬結があった。人間工学的対策を持って介入を行なった結果、作業姿勢が改善し、左上部僧帽筋の硬結が軽快し、左上肢の「しびれ」がなくなり、肩や腰部の1日の終業時の疲労が軽減した。もう1名は安楽な座位のために椅子を新調し、PCモニター位置を調整した。自覚的な負担感は減少し、人間工学専門家による作業環境アセスメントの有用性を認識された。 最終成果として、サリドマイド胎芽症者自身が、健康科学や人間工学といった専門的知識がなくても、二次障害予防に取り組めるように、「しおり」と「パンフレット」を制作した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
最終成果として、サリドマイド胎芽症者自身が、健康科学や人間工学といった専門的知識がなくても、二次障害予防に取り組めるように、「しおり」と「パンフレット」を制作した。我々の「二次障害予防チーム」がすべての事例(生活の困りごとや症状の悩み)に対して、直接、会いに出向いて二次障害予防策を実施することはできないので、このような分かりやすい「手引書」は有用で意義深いと考えられる。
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