研究課題/領域番号 |
16K01547
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
田中 直樹 神戸大学, 海事科学研究科, 教授 (90188318)
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研究分担者 |
鎌原 淳三 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (60283917)
長松 隆 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (80314251)
熊澤 宏之 大阪産業大学, 工学部, 教授 (00592320)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 視覚障がい者 / 情景画像 / オブジェクト抽出 / 歩行支援 / ディープラーニング / 点字ブロック / 文字列抽出 / 視覚障がい / CNN / FCN / エッジ強調 / セグメンテーション |
研究成果の概要 |
視覚障がい者は、鉄道駅のプラットフォームからの転落事故の増加などが見られ、その安全性の確保や行動範囲を広げるための歩行支援が求められている。本研究課題では、ウエアラブルデバイスなどにより取得した情景画像から、案内看板などの文字列や、点字ブロックなど視覚障がい者の歩行支援オブジェクトの抽出やその種別の判別などに関する研究を実施した。低解像度文字列の強調方式、文字列領域抽出、点字ブロックの判別及び領域抽出方式の開発などの成果を達成している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歩行支援オブジェクトの抽出方式には、主に、ディープラーニングを用いるが、歩行支援を実現するためには、案内標識の文字列や、点字ブロックの領域を抽出しその意味内容、レイアウト構造の解析が必要となる。そのための、学習データの作成方法や、領域抽出・解析方式の開発はディープラーニングの更なる活用に繋がる意味で学術的に意義がある。また、視覚障がい者の歩行支援は社会的なニーズも高いものと考えられる。
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