研究課題
基盤研究(C)
本研究は,装飾義手の外観に把持機能を備えた軽量・低コストの電動義手の実現を目的とする.これを実現するため,1)手に酷似した外観を備え,指機構と親和性の高い装飾グローブ,2)モータで牽引するワイヤにより駆動する5指義手,3)湾曲型空気圧人工筋で駆動する5指義手,4)距離センサアレイを用いた手の動作推定手法,について研究を行った.開発した義手は,前腕欠損者が参加したユーザテストで有効性を検証した.
本研究では,装飾グローブ,ワイヤで駆動する5指義手,湾曲型空気圧人工筋で駆動する5指義手,距離センサアレイを用いた手の動作推定手法,の開発を行った.これらの研究成果を活用することにより,新しい5指義手を実現することが可能となり,前腕欠損者に対して新たな義手の選択肢を提供できる.開発した2種の義手は,ユーザが実際に装着して使用できるレベルを達成している.
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