研究課題/領域番号 |
16K01556
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
中井 靖 宮崎大学, 教育学部, 准教授 (80462050)
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研究分担者 |
大歳 太郎 関西医療大学, 保健医療学部, 教授 (40336483)
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研究協力者 |
高田 哲
滝口 哲也
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 音声合成 / 診断ツール / 音声解析 / プロソディ / 無意味発声 / 診断 |
研究成果の概要 |
音声の質的要素を総称してプロソディという。自閉スペクトラム症児の話し言葉にはプロソディ異常が観察される。そこで、本研究の目的は音声合成技術を用い、自閉スペクトラム症児のプロソディ異常の特徴を定量的に明らかにすることとした。本研究の成果は自閉スペクトラム症児における話し言葉のプロソディ異常の一部を定量化したことにある。本研究の成果は国際ジャーナルに掲載された。これにより、本研究が取り組んできた手法及び技術を積み重ねていくことで、プロソディ異常に基づく自閉スペクトラム症児の超早期診断ツールを開発する可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自閉スペクトラム症児のプロソディ異常のパターンの一端を定量的に示すことができた。これにより、これまで人間の聴覚による主観的評価に基づいていた知見が客観的に支持された。また、自閉スペクトラム症児に限らず、定型発達児も含め、言語発達の評価方法について、従来の量的側面を重視したものから、新たな質的側面を重視したものの重要性を示唆した。
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