研究課題/領域番号 |
16K01564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
宮本 雅之 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (00265331)
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研究分担者 |
内田 幸介 獨協医科大学, 看護学部, 教授 (30168695)
宮本 智之 獨協医科大学, 医学部, 教授 (40296174)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 睡眠 / 福祉用具 / 支援機器 / レム睡眠行動異常 |
研究成果の概要 |
レム睡眠行動異常(RBD)において、徘徊予測用の見守り支援機器(センサーシステム)の使用により異常行動の検出力を検証した。ビデオ睡眠ポリグラフ検査を施行時に、検査用のマットレスの下に、センサーシステム入りのパッドを敷き、異常行動を監視した。筋活動を伴うレム睡眠(RWA)と四肢の動作がみられたときに荷重センサー電位値の変化がみられたが、レム睡眠期に暴力的な動作が出現時には、RWAの漸増と行動を経時的な電圧値変化として捉えた。センサーシステムの荷重センサー電圧値の経時的変化の特徴を捉えることは、レム睡眠中の暴力的な行動の予測に期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
レム睡眠中の暴力的な行動が、センサーシステムの荷重センサー電圧値の経時的変化の特徴として定性的に捉えられ、臨床応用に向けたセンサーシステムの開発に役立つ基礎データが得られた。このことは、レム睡眠中の危険を伴う暴力的な行動のスクリーニングのみならず、行動を予測し、外傷や事故を予防するための機器の開発が期待できる。これにより、今後の睡眠医療への貢献と、患者とその家族の生活の質の向上の期待ができる。
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