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リ-チングモデルを用いた眼球運動重畳型新規視野計の高精度化

研究課題

研究課題/領域番号 16K01578
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関大阪医科大学

研究代表者

植木 麻理  大阪医科大学, 医学部, 非常勤講師 (40330089)

研究分担者 小嶌 祥太  大阪医科大学, 医学部, 准教授 (10388259)
池田 恒彦  大阪医科大学, 医学部, 教授 (70222891)
小谷 賢太郎  関西大学, システム理工学部, 教授 (80288795)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード視野測定装置 / 眼球運動 / 緑内障 / ポータブル視野計 / EOG / ヘッドマウント型視野計 / 眼球電位 / 臨床 / システム工学 / 医療・福祉
研究実績の概要

緑内障は視神経線維の障害により徐々に視野欠損が進行する疾患で、わが国の視覚障害の第1位を占めている。病状の把握には視野検査が必須であるが、現在の視野計は中心を固視し、座位で頭位を固定し、指標が確認できればボタンを押して知らせるというものであり、肢体不自由がある患者においては計測が困難である。そこでわれわれは現れた指標を目を動かして見ることで眼球電位を計測、見ている、見ていないで視野を構築し視野計測ができるリ-チングモデルを用いた新しい眼球運動重畳型新規視野測定器の開発を試みた。体位に関係なく測定できるようにヘッドマウントディスプレイを用いたものを2016年度より試作機として作成した。その後、2017年度では正常人での測定実験を開始し、30度までの周辺視野は計測可能であることが確認できた。しかし、視力に大きく関与する中心10度の視野では固視するために眼球運動が必要なく、眼球運動による視野測定が困難であることが判明した。わが国で多い正常眼圧緑内障患者では特に中心10度の視野変化が重要であり、その問題を解決すべく2018年度では眼球電位の増幅を試みたり、パッドを用い指の動きで計測を追加する測定方法の変更などを検討した。しかし、パッドを用いた測定法では本来の目的である肢体不自由のある患者での計測困難であり、その他の方法がないか、大阪医科大学眼科、関西大学 人間工学科にてディスカッションを重ねたが解決策が見出だすことができなった。2019年度では主任研究者による研究の継続も困難となり、報告できるような研究の実績はない。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-01-27  

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