研究課題/領域番号 |
16K01588
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 埼玉県産業技術総合センター |
研究代表者 |
半田 隆志 埼玉県産業技術総合センター, 戦略プロジェクト推進担当, 専門研究員 (20639679)
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研究分担者 |
亀ヶ谷 忠彦 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (90455949)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | シーティング / 座位姿勢 / 除圧動作 / 除圧 / 褥瘡 / 計測 / 医療・福祉 / リハビリテーション / 介護予防 / 支援技術 |
研究成果の概要 |
本研究は、「車椅子使用者の身体と、車椅子の適合性」がもたらす座位姿勢の違いが、「車椅子上での除圧動作の効果」に与える影響を明らかにすることを目的とした。まず、座位姿勢をより正確に計測できるようにするため、計測点を詳細化した。また、座位姿勢の計測ルールを規定した国際規格ISO 16840-1について、その課題を検討し、また対応策を提案した。そして、座位姿勢計測システムを改良(機能追加)するとともに、これを用いて、健常成人を対象とした予備的実験として、座位姿勢と除圧動作(座圧)を計測した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、「車椅子に座って長時間を過ごすが、自力では座位姿勢を変換することが困難な方」の、褥瘡の発生が問題となっている。そして、この褥瘡を予防するため、臨床では、定期的に除圧動作が実施されている。しかし、この除圧動作を効果的に実施するための「適切な座位姿勢」については、十分に検証されていないため、多大な労力を費やして除圧動作を実施しても、それが車椅子使用者の褥瘡予防につながっていない可能性がある。本研究は、「車椅子使用者の身体と、車椅子の適合性」がもたらす座位姿勢の違いが、「車椅子上での除圧動作の効果」に与える影響を明らかにすることを目的としていることから、この問題の解決につながる可能性がある。
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