研究課題/領域番号 |
16K01590
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
|
研究機関 | 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター) |
研究代表者 |
池田 知純 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (80648923)
|
研究分担者 |
玉井 瑞又 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (20725965)
垣本 映 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 教授 (60447571)
鈴木 重信 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (60726339)
新家 寿健 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 助教 (90726663)
二宮 敬一 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構職業能力開発総合大学校(能力開発院、基盤整備センター), 能力開発院, 准教授 (20726335)
|
研究協力者 |
池田 和久
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 障害者スポーツ / ゴールボール / マルチモーダルインタフェース / ストラテジーボード / 聴覚インタフェース / 触覚インタフェース / ピエゾアクチュエータ / マルチモーダル / 福祉工学 / 画像・音声認識 / 認知科学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、ゴールボールにおける競技力向上のためのマルチモーダル・ストラテジーボードを開発することである。提案するツールは、ボールの位置と動きを決定する画像処理システムと、戦術的な情報を提供するストラテジーボードから構成される。 試合画像から、投球パターン、選手やボールの位置情報を抽出し可視化した。試合映像でのボール抽出の正解率は約80%であり、戦術分析に必要なコート領域内でのボールの抽出が可能となった。音声/触覚インタフェースを試作し、仮想的なボール移動を想定した知覚実験の結果、音源の移動方向を判定できること、触覚の提示順序によらず刺激位置を判別できることが明らかとなった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
競技情報の可視化により、指導者は試合内容を視覚的かつ客観的に振り返り分析することができる。マルチモーダル・ストラテジーボードは、チーム内での科学的なデータの共有と意見交換の手助けとなり、より効果的な戦術理解の促進につながる。 本研究の結果が、ゴールボール競技のパラリンピック等での活躍の手助けとなるだけではなく、障害者スポーツの課題でもある指導者の指導力向上や競技力低下の解消等にも寄与する。
|