研究課題/領域番号 |
16K01612
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
寺山 由美 筑波大学, 体育系, 准教授 (60316784)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ダンス学習 / 表現 / 即興表現 / 表現運動 / ダンス / 表現する / 学習内容 / 体育学習 |
研究成果の概要 |
本研究では、ダンス学習において学習者が「いつの間にか」表現している状態、つまり学習者の「動きが表現になる瞬間」を捉えることを試みた。そのために重要となる指導は、学習者の意識をどのようにスムースに創意へと運ぶかが重要であることがわかった。そして、課題となるイメージをいかに明確に学習者に共有させることができるかということと、いかにムーブメントを創出させることができるかということが重要であることがわかった。 また、指導では学習者の「自主性の喚起」や「音楽の選定」「空間の指定」が有効に働くことが明らかとなった。学習者への課題がスモールステップから提示されることも重要であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
体育における表現運動・ダンスは、定型のルールや運動がないため、教えにくい領域とされている。しかしながら、他のスポーツ領域では不得手な学習者もダンスなら楽しく運動できることも多く、体育に中でダンスの指導法を検討することは社会的意義の大きなことと考えられる。 今回の研究において、ダンス学習の指導に役立つ知見を明らかにすることができた。多くの学習者が無理強いされることなく、能動的に身体表現を楽しむことができる授業を検討するために、今回の結果を踏まえて今後さらに発展させることが可能となった。
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