研究課題/領域番号 |
16K01618
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
上原 禎弘 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (80552380)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 小学校高学年 / 体育授業 / 学習成果 / 教師の言語的相互作用 / 品詞分析 / バスケットボール授業 / 小学校 / 教師の:言語的相互作用 / 言語的相互作用 / 適切性 |
研究成果の概要 |
本研究では,小学校高学年(5・6年)を担任している6名の教師に,同一の課題解決的プログラムによるバスケットボールの授業(オープンスキル教材)を行ってもらい,学習成果(態度得点)を顕著に高めた学級とそうでない学級の逐語記録を品詞により分析し・検討した。その結果,先行研究で示された学習成果(態度得点)を高める教師の言語的相互作用の仕方が確認された。さらに,特徴的な品詞を伴う指導技術を逐語記録から抽出した結果,課題把握場面において「児童の発見内容の紹介」と「ゲーム分析の結果の提示」が,課題解決場面において「ゲームフリーズ」と「言語的合図」がそれぞれ認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,体育授業において学習成果を高める教師の言語的相互作用の適切性である「いつ,どこで,だれに,何を」発言すればよいのかを究明するものである。先行研究において,小学校高学年の走り幅跳び授業を中心としてクローズドスキル教材について,教師の言語的相互作用の仕方,すなわち<体育授業の文法>の存在が明示されてきた。本研究のバスケットボール授業(オープンスキル教材)においても,先行研究と同様に教師の言語的相互作用の仕方を確かめるとともに,具体的な指導技術を明らかにすることができた。
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