研究課題/領域番号 |
16K01620
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
木庭 康樹 (上泉康樹) 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (60375467)
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研究分担者 |
田井 健太郎 長崎国際大学, 人間社会学部, 講師 (00454075)
佐々木 究 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (30577078)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 身体知 / 暗黙知 / 現象学 / 正統的周辺学習 / 対話能力 / ゴール型スポーツ / 体育授業 / インクルーシブスポーツ / ブラインドスポーツ / 身体性哲学 / 現象学的身体論 / コミュニケーションスキル / ゴール型集団競技 / 身体図式 / アフォーダンス / ゴール型集団球技 / ブラインドサッカー |
研究成果の概要 |
主な研究業績としては,国際学会での公表を5回実施し〔Uwaizumi(omit): Adaptation of Social Emotions for Introducing Tactical Periodization into Japanese Soccer.ICDPECY-20, 2020, London,etc〕,国内外の学会誌にも数編の原著論文の掲載を行なった(上泉ほか「サッカーのゲームの分析のための原理論構築に向けたスポーツ現象学に関する研究」身体運動文化研究,第25巻,1-19頁,2020など)。また期間内に国内研究会を3度開催し,著書出版についても具体的な立案を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,身体教育学やスポーツ科学の観点から、従来の「現象学的身体論」の理論的拡張を試みた。また「インクルーシブスポーツ」の<身体知>の解明を通して言語論と行為論の架橋を行ない,「インクルーシブスポーツ」の観点から、健常者スポーツの根源的な性質を探ることができた。その結果,本研究が,<身体知>の形成を理念とする体育授業を通して、SNS等の文字言語や映像文化に偏重した若者のコミュニケーション能力を改善させ,年齢や障がいの有無を問わず、異なる人を受け入れかつその人たちの持つ力を組織に貢献できるようにする「ダイバーシティ&インクルージョン」の理念の実現の一助となることが示された。
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