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伝統芸能の指導・学習過程における「なぞり」の構造とその意義に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K01639
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 身体教育学
研究機関大阪商業大学

研究代表者

迫 俊道  大阪商業大学, 公共学部, 教授 (40423967)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードなぞり / さぐり / 伝統芸能 / 共育 / 同調
研究成果の概要

本研究の目的は伝統芸能の指導・学習過程における「なぞり」の構造とその意義を明らかにすることである。学習者は指導者の模範的な動きを模倣する。指導者もまた学習者の動きの模倣を行おうとしている。それは指導者が学習者に間違いを気づかせるためである。「なぞり」と呼ばれる行為は指導者と学習者のどちらにも見られる。さらに、指導者は自分自身と学習者の動きを比較して、学習者が上手く出来ない要因をさぐっている。本研究では、このような行為を“さぐり”と命名した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

「なぞり」とは学習者が指導者の手本の動きを模倣する行為である。本研究では指導者が学習者の動きを「なぞる」行為も確認できた。「なぞり」には相互性があるといえる。また、指導者が学習者の動きを「なぞる」ことが出来ない場合、指導者は学習者の躓きの要因を「さぐり」、学習者の身体への接近を目指していた。指導者が「さぐる」過程において指導者として育つ余地があり、学習者とともに育つ「共育」の可能性が浮かび上がった。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 伝統芸能の指導・学習過程における「なぞり」の教育的意義に関する研究2018

    • 著者名/発表者名
      迫俊道
    • 学会等名
      日本地域資源開発経営学会 第7回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 伝統芸能の身体所作の指導・学習過程 における「段階性」と「なぞり」に関する研究2018

    • 著者名/発表者名
      迫俊道
    • 学会等名
      日本スポーツ社会学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 十二神祇神楽の伝承過程における「なぞり」に関する一考察2017

    • 著者名/発表者名
      迫 俊道
    • 学会等名
      日本地域資源開発経営学会第6回全国大会
    • 発表場所
      サテライトキャンパスひろしま(広島県民文化センター内)
    • 年月日
      2017-07-09
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 十二神祇神楽の伝承過程における「なぞり」に関する一考察2017

    • 著者名/発表者名
      迫俊道
    • 学会等名
      日本地域資源開発経営学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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