研究課題/領域番号 |
16K01642
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
身体教育学
|
研究機関 | 日本ウェルネススポーツ大学 (2017-2019) 山陽学園大学 (2016) |
研究代表者 |
近藤 卓 日本ウェルネススポーツ大学, スポーツプロモーション学部, 教授(移行) (60266450)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 自尊感情 / いのちの教育 / 子ども / いのちの授業 / 共有体験 / 子どもの死の認識 / 教育プログラム / 学校 / プログラム / 実践研究 / 小・中・高校生 |
研究成果の概要 |
いじめの問題や、それに伴う自殺の問題は深刻な状況であり、その対応は教育現場における喫緊の課題である。その際、子どもと日常的に関わる教師が、正しい知識をもち適切な対応をすることが必要である。 そこで本研究では、これまでのいのちの教育と自尊感情に関する研究成果を踏まえて、現場の教員らと連携しながら中学生、高校生を対象に「いのちの授業」を行い分析、検討を行った。その結果、生徒らの自尊感情得点の上昇があり、一定の効果が見られた。今後は、これらの実践の結果から得られた知見をより一般化し、多くの学校で現場の教師が実践することを重ね、より有効な健康教育プログラムを作り上げていくことが望まれる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どものいじめの問題や、それに伴う自殺の問題は深刻な状況である。その際、メディアを通した著名人の言葉や書籍など、あるいは、SNSなどのパーソナルなメディアが、より影響力を持っているという指摘もある。それらに対して、日常的に一貫して関わる教師が、正しい知識をもち的確な意識と態度で接することで、より有効な自殺予防ができると考えるのが妥当であろう。 本研究においては、いのちの教育と自尊感情に関する教師の知識、意識、態度を高め、具体的な行動の取れる力を持つことを目指した、健康教育プログラムの基本的な枠組みが得られた。これによって、発展的かつ実用的なプログラムの開発の足がかりが得られた。
|