研究課題/領域番号 |
16K01646
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
寒川 美奈 北海道大学, 保健科学研究院, 准教授 (40360953)
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研究分担者 |
山口 太一 酪農学園大学, 農食環境学群, 准教授 (40438362)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 寒冷環境 / ストレッチング / 筋腱 / 柔軟性 / 伸張性 / スティフネス / スポーツ科学 / 寒冷刺激 / アイシング / 超音波 / 環境 |
研究成果の概要 |
寒冷刺激による筋腱伸張性の差異と効果的なストレッチング方法について検証した。下腿へのアイシングによる局所寒冷刺激では、腓腹筋筋腱スティフネスや関節可動域、筋腱動態に変化はみられなかった。一方、寒冷環境暴露下においては、常温環境と比較して腓腹筋筋腱スティフネスが高く、筋腱伸張性に変化を与えることがわかった。ストレッチングに関しては、高強度の方が筋腱伸張性をより向上させる効果を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、寒冷刺激による筋腱伸張性への影響を調べた。アイシングによる局所への寒冷刺激では、関節可動域や筋腱伸張性に変化はみられなかったが、寒冷環境下においては筋腱伸張性が低下することを明らかにした。ストレッチングに関しては、高強度での実施が筋腱伸張性をより向上させる効果を明らかにした。本研究の結果は、寒冷環境下での健康増進やスポーツ実施の際に行うストレッチングに応用し得る有効な知見を示すことができた。
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