研究課題/領域番号 |
16K01658
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐々木 康 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 教授 (00183377)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | ネットワーク分析 / 価値観 / ネットワーク中心性 / コレスポンデンス分析 / ネットワーク中心性分析 / スポーツ経営学 |
研究成果の概要 |
スポーツが社会に伝える社会的価値観構造をロキーチモデル、希望学、時間的展望研究、存在脅威管理論等から策定したモデルで検証した。研究プロトコルは妥当性、信頼性、客観性がチェックされた。存在脅威は人々がリスクといかに直面するかを解釈する方法を提供する。それは脅威的側面としてだけでなく、肯定的な時間的展望も示すものであり、不安に対する緩衝機能でもある。スポーツで認識される価値観は社会共通の存在論的は使命を反映するのかもしれない。人間存在は生物学的価値と存在論的価値の動的均衡で存立する。人々は複雑化する環境社会に適応するため、単一の価値ではなく、自由に選択され複合化された多くの価値で生きる。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツの社会的価値観の構造解明は、複雑化する環境社会にあって人々の存在論的使命を克明に記述する。被災後の孤高と誇りのアスリートや指導者の義援活動は、真のリーダーシップを体現することを実証的に検証するものである。スポーツの価値は、氾濫する情報社会のなかで、触覚的コミュニケーション社会の有用性をしめるものである。
|