研究課題/領域番号 |
16K01659
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
内田 良 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (50432282)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 学校安全 / スポーツ傷害 / 学校事故 / 部活動 / 保健体育 / 熱中症 / 組み体操 / プール / スポーツ医学 / 新型コロナウイルス感染症 / 教育課程 / スポーツガバナンス / スポーツインテグリティ / 突然死 / 持久走 / 長距離走 / 頭部外傷 / 水泳事故 / 飛び込みスタート / スポーツ事故 / 柔道事故 / リスク / 危機管理 / 社会学 / 教育学 |
研究成果の概要 |
学校管理下のスポーツ活動における事故について、各種資料をもちいて、事例の収集や事故実態の解明に取り組んだ。具体的には、第一に運動会で披露される組み体操について、事故件数や負傷部位を明らかにした。第二に、プールの飛び込みスタートにおいて、プールの底に頭部を打ちつけて頭頸部を損傷する重大事故の実態と発生メカニズムを明らかにした。第三に、体育の各種活動における死亡事故と負傷事故を概観し、持久走において死亡事故のリスクが高いことを示した。第四に、体育ならびに部活動における熱中症の発生状況を競技横断的に分析し、競技特性や長時間練習等と熱中症との関係性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校管理下の保健体育や運動部活動などにおいて、とりわけ負傷や重大事故のリスクが高い活動に絞って、その発生実態(発生件数や発生率)を量的に示すことができた。また他の競技種目等との比較から、事故の特性を明らかにし、具体的な安全対策の立案をおこなった。また研究の成果は、迅速にウェブサイト、SNS、国内外の学会大会や招待講演、論文、書籍などで発表し、リスクを見える化するとともに啓発活動にも尽力した。行政にも積極的に働きかけて、安全対策の推進に努めた。
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