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動脈スティフネスの低下が運動パフォーマンスを高める機序の解明と実践的応用

研究課題

研究課題/領域番号 16K01676
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関日本体育大学

研究代表者

岡本 孝信  日本体育大学, 体育学部, 教授 (40330518)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
キーワード脈波伝播速度 / 心機能 / ストレッチ / 自己筋膜リリース / 有酸素性運動パフォーマンス / 1回拍出量 / 最高酸素摂取量 / 左心室拡張機能 / 運動パフォーマンス / コンディショニング
研究成果の概要

本研究の目的はストレッチや自己筋膜リリースが動脈スティフネスを低下させ、有酸素性運動パフォーマンスを向上させるかどうかを検討することであった。上腕―足首脈波伝播速度(baPWV)はストレッチおよび自己筋膜リリース前(ベースライン)、0分後および30分後に測定した。baPWVはストレッチおよび自己筋膜リリース30分後においてベースラインと比較して低い値を示した。また、両方の試行において、有酸素性運動パフォーマンスはストレッチおよび自己筋膜リリース後に向上した。これらの結果からストレッチや自己筋膜リリースは動脈スティフネスを低下させ、有酸素性運動パフォーマンスを向上させることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アスリートは自身が目指す大会や競技会において最高のパフォーマンスを発揮するために日々努力を重ねている。しかし、アスリートのパフォーマンスはその日のコンディションに影響され、僅かな差が勝敗を分ける。本研究ではアスリートがウォーミングアップで行うストレッチやフォームローラーを用いた自己筋膜リリースに着目して研究を行い、ストレッチや自己筋膜リリースは動脈スティフネスを低下させること、さらにその低下によって運動パフォーマンスが向上することを明らかにした。これらの結果は、専門的にスポーツを行うアスリートのみならず、スポーツ愛好会、学校現場で部活動を行う生徒や児童などが実践可能な知見を提供する。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 2件)

  • [雑誌論文] 月経周期に伴う動脈スティフネス:運動トレーニングの影響2017

    • 著者名/発表者名
      岡本 孝信
    • 雑誌名

      トレーニング科学

      巻: 28巻1号 ページ: 21-25

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [雑誌論文] コンディショニング指標としての動脈スティフネスの可能性2016

    • 著者名/発表者名
      岡本 孝信
    • 雑誌名

      バイオメカニクス研究

      巻: 20巻2号 ページ: 100-105

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 動脈スティフネスの低下は心機能を高めて有酸素性運動パフォーマンスを向上させる2018

    • 著者名/発表者名
      岡本 孝信、橋本 佑斗
    • 学会等名
      第69回日本体育学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 動脈伸展性を指標としたスポーツパフォーマンス向上へのアプローチ2018

    • 著者名/発表者名
      岡本 孝信
    • 学会等名
      第32回呼吸研究会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 動脈スティフネスの低下は心血管応答を弱めて有酸素性運動パフォーマンスを高める2017

    • 著者名/発表者名
      岡本孝信、菊池直樹、小林亮太、橋本佑斗、畠山廣之
    • 学会等名
      第25回日本運動生理学会大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 動脈と身体の柔軟性指標が有酸素性運動パフォーマンスに及ぼす影響2017

    • 著者名/発表者名
      岡本孝信、菊池直樹、小林亮太、橋本佑斗、畠山廣之
    • 学会等名
      日本体育学会第68回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 運動トレーニングにおける動脈伸展性の性差2017

    • 著者名/発表者名
      岡本孝信
    • 学会等名
      第30回日本トレーニング科学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 動脈スティフネスの変化が有酸素性運動能力に及ぼす影響2016

    • 著者名/発表者名
      岡本 孝信、菊池 直樹、小林 亮太
    • 学会等名
      第67回日本体育学会
    • 発表場所
      大阪体育大学(大阪府・熊取町)
    • 年月日
      2016-08-24
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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