研究課題/領域番号 |
16K01680
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
中村 康雄 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (00323957)
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研究協力者 |
松村 葵
植田 篤史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 肩甲骨 / モーションキャプチャ / サーフェースマップ / 肩峰マーカクラスタ / 無侵襲 / サーフェース・マッピング / 体幹 / 肩関節 / アーチェリー |
研究成果の概要 |
肩甲骨運動の測定方法は,皮膚の動揺による誤差が原因となり,その標準的な測定方法は未だ確立されていない.本申請では,肩峰マーカクラスタ法に,サーフェースマップ法を組み合わせた新たな推定方法を開発することで,従来の肩峰マーカクラスタ法よりも,肩甲骨姿勢の推定精度を向上できることを明らかにした.また,日常生活動作を想定したさまざまな上肢の姿勢を計測することで,提案する方法と,従来から報告されている推定方法のメリットとデメリットを明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日常生活動作やスポーツ動作を評価するには,肩甲骨を含む上肢の動作解析が必要となる.しかし肩甲骨は,体表下を滑動する.そのため,肩甲骨姿勢を体表上から計測することは,困難である.従来から肩甲骨姿勢を評価するため,さまざまな推定方法が提案されてきた.本申請で開発した推定方法と,従来から報告されている推定方法を比較することで,それぞれの方法の一長一短を明確にした.一つの推定方法で,全ての姿勢に対して推定精度を最良とすることは困難であり,測定対象とする動作に応じて適切な推定方法を選択することが必要であると考えられる.
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