研究課題/領域番号 |
16K01688
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 石川工業高等専門学校 |
研究代表者 |
岩竹 淳 石川工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (10342487)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 疾走能力 / 伸張‐短縮サイクル運動 / プライオメトリックトレーニング / リバウンドジャンプ / 伸張-短縮サイクル運動 / ジャンプ力 / プライオメトリックス / 伸長-短縮サイクル運動 |
研究成果の概要 |
本研究の主たる目的は,①リバウンドジャンプ能力を改善する運動方法を開発すること ②開発した運動方法が疾走能力に及ぼす影響を明らかにすることであった.本研究では,高さ5cmの板の上で,即座に踏み切る運動を反復することにより,リバウンドジャンプの接地時間を短縮させる即時的な効果のあることが明らかにされた.しかし,開発した運動方法の継続的なトレーニング効果は認められなかった.また,開発した運動方法は,疾走能力の改善に影響しないことが明らかにされた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で考案した段差を利用したリバウンドジャンプの反復は,接地時間を短縮させることでリバウンドジャンプ能力を改善する即時的または短期間の効果を有するが,短距離走パフォーマンスへの転移は認められないことが確認された.しかし,疾走能力への影響は見られなかったものの,プライオメトリックス導入初期段階において,素早い踏切を習得させる意味では,有効な手段に成り得ると考えられた.また,運動の内容が単純であることから,素早い踏切の発達段階にある幼児や児童等,幅広い年齢層における下肢ばね能力を育成できる可能性のあることも考えられる.
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