研究課題/領域番号 |
16K01690
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 長野工業高等専門学校 |
研究代表者 |
内山 了治 長野工業高等専門学校, 一般科, 教授 (00270257)
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研究分担者 |
芦田 和毅 長野工業高等専門学校, 電子情報工学科, 准教授 (70377612)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 競歩競技 / 陸上競技のIT化 / 入力端末 / 920MHz帯通信 / 大型ディスプレイ / 陸上競技大会運営のIT化 / 審判員判定入力端末 / 920MHz帯通信 / 残周回数 / 陸上競技会運営のIT化 / 陸上競技 / 競歩歩型違反管理システム / 無線通信 / 920MHz通信 |
研究成果の概要 |
トラックでの競歩競技は,競技者の歩型を通常6地点6名の競歩審判員が判定し,その判定用紙をその都度連絡員が回収し,フィニッシュ地点で集計し告知板に反則が掲示される.本研究ではこれらの判定から表示の過程を瞬時に行える歩型管理システムを構築した.審判員は開発した専用のアプリケーションを搭載したタブレットに違反等を入力し,その情報が無線通信により転送・自動的に集計され,審判主任の確認後直ちにLEDパネルに表示される.また,これらを利用した競技運営の効率化について明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的特色は,通信方式を920MHz通信としこれを利用できる端末と通信システムの開発である.従来,競技場内での通信は有線か2.4GHz帯を用い,混線や通信距離が課題であったが,本システムはこれらを解決できた.社会的意義としては,審判員の業務軽減と連絡員を置く必要がなくなり役員を削減できること,反則の状況が瞬時に視覚化され,違反告知までの時間が大幅に短縮され競技会運営の効率化も図られることである.本システムの実用化と推進により,世界各国で競歩競技の改善が予想され,陸上競技場内はもとより,様々なイベントにおける通信システムにインパクトを与えると考えられる.
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