研究課題/領域番号 |
16K01692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
前田 和司 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30229299)
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研究分担者 |
村田 周祐 鳥取大学, 地域学部, 准教授 (00634221)
松村 和則 筑波大学, 体育系(名誉教授), 名誉教授 (70149904)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | スポーツ・ツーリズム / アウトドア・ツーリズム / 山村振興 / アウトドア・スポーツ / 林業 / 地域 / 地域生活課題 / 山村 / アクションリサーチ / スポーツツーリズム / 地域振興 / 生活課題 |
研究成果の概要 |
本研究は、調査地における生活課題を明らかにすることと、スポーツ・ツーリズムの企画・実践を通じて、生活課題とスポーツ・ツーリズムが連関していくための要件を明らかにすることを目的とする。調査地ではスポーツ・ツーリズムの実績はあるが、キャンプ場の閉鎖やスキー場の経営難などの問題を抱え、立て直しのための人材も少子高齢化で不足している。一方アウトドア・ツーリズムの担い手は都市からの移住者であり、アウトドアを共通項として地域住民との共同による生活課題解決の取り組みも始まっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツ社会学ではスポーツ・ツーリズムの地域社会への効果に焦点を当てる研究が多かったが、現実の地域にはスポーツ・ツーリズムを成立させる物的条件はあるものの、それを支える人的条件と組織化に問題があり、そこに焦点を当てる必要が明らかになった。 スポーツ・ツーリズムを企画していく作業の中で、地域の少子高齢化に対して、単純に移住人口を増加させればいいのではなく、若い移住者と同世代の地元住民の経験と資質の共通項を通じて、新たな産業を形成する可能性が見えてきた。
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