• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

球技スポーツにおける卓越したコーチの戦術指導に関する実践知の構造とその獲得過程

研究課題

研究課題/領域番号 16K01695
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関筑波大学

研究代表者

會田 宏  筑波大学, 体育系, 教授 (90241801)

研究分担者 藤本 元  筑波大学, 体育系, 助教 (30454862)
NEMES ROLAND  法政大学, スポーツ健康学部, 講師 (50718997)
山田 永子  筑波大学, 体育系, 助教 (80611110)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード個人戦術指導 / チーム戦術指導 / 球技 / 戦術指導 / 質的研究 / アクティヴ・インタビュー / コーチング
研究成果の概要

本研究では,球技における卓越したコーチは,1)チームの目標を達成できるように個々の選手の戦術力を強化する「演繹的な思考」と,個々の選手の戦術力を調和させてチームの達成力を高める「帰納的な思考」の両方を働かせていること,2)技術的要素の遂行を阻害する状況を意図的に設定し,個人戦術力を洗練させていること,3)これらの思考は自らのコーチング行動を省察することで深まる可能性があることが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は,戦術指導に関する実践知を多面的な語りとして収集する方法を開発した点,戦術指導に関する実践知を構造化した点において学術的意義を持つ。また,国内外の卓越したコーチの持つ戦術指導に関する実践事例を,我が国のコーチ育成に寄与できる情報として整理し,それをウェブサイトなどで公開することを通して,さまざまな研究者や実践現場の指導者と戦術指導力に関して意見交換できる環境を整えたという点において社会的意義を持つ。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (26件)

すべて 2019 2018 2017 2016 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [国際共同研究] ハンガリー体育大学(ハンガリー)

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 小学生年代のハンドボールにおける「個の育成」を目指したルールの下での選手育成活動について:日本とドイツのトップチームを比較して2019

    • 著者名/発表者名
      中山紗織・會田 宏
    • 雑誌名

      体育学研究

      巻: 印刷中

    • NAID

      130007666560

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] テニスのグラウンドストロークにおけるショットのコンビネーションに関する実践知:2018

    • 著者名/発表者名
      北崎悦子・會田 宏
    • 雑誌名

      体育学研究

      巻: 63 号: 1 ページ: 421-431

    • DOI

      10.5432/jjpehss.17043

    • NAID

      130007397909

    • ISSN
      0484-6710, 1881-7718
    • 年月日
      2018-06-10
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] オランダ女子ハンドボールの強化プロジェクト「Orange Plan」2018

    • 著者名/発表者名
      山田永子・服部友郎・下拂 翔・吉兼 練
    • 雑誌名

      ハンドボールリサーチ

      巻: 7 ページ: 37-43

    • NAID

      40021786060

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] ハンドボール競技におけるオフェンスプレーを観察する着眼点:卓越した指導者の観察記述を手がかりとして2017

    • 著者名/発表者名
      伊東裕希,井上元輝,會田 宏
    • 雑誌名

      ハンドボールリサーチ

      巻: 6 ページ: 9-21

    • NAID

      40021446261

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] ハンドボールにおけるステップシュートの指導法に関する事例:国際レベルのコーチ資格を有する卓越した指導者の語りから2017

    • 著者名/発表者名
      井上元輝,藤本 元,會田 宏
    • 雑誌名

      ハンドボールリサーチ

      巻: 6 ページ: 79-87

    • NAID

      40021446293

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 男子ハンドボール競技における世界トップレベルのセンタープレーヤーのシュートプレーの特徴:N.カラバティッチ(フランス代表)とD.ドゥデアー(スウェーデン代表)の2選手に着目して2017

    • 著者名/発表者名
      伊東裕希,山田永子,會田 宏
    • 雑誌名

      いばらき健康・スポーツ科学

      巻: 33 ページ: 29-38

    • NAID

      40021637429

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] ハンドボールにおける1対1の突破阻止に関する実践知―国際レベルで活躍した防御プレーヤーの語りを手がかりに―2016

    • 著者名/発表者名
      船木浩斗,會田 宏
    • 雑誌名

      コーチング学研究

      巻: 30 ページ: 43-54

    • NAID

      130007702921

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] ハンドボール女子「2020ターゲットエイジ」における攻撃の現状と課題2016

    • 著者名/発表者名
      吉兼 練,加納明帆,ネメシュ ローランド,會田 宏
    • 雑誌名

      ハンドボールリサーチ

      巻: 5 ページ: 1-12

    • NAID

      40021077797

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 大学男子ハンドボールチームにおける情報分析活動の改善に関する事例報告:筑波大学男子ハンドボール部の2015年の活動を対象に2016

    • 著者名/発表者名
      日比敦史,永野翔大,藤本 元,會田 宏
    • 雑誌名

      ハンドボールリサーチ

      巻: 5 ページ: 25-34

    • NAID

      40021077901

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 初級コーチが大学女子ハンドボールチームに防御戦術を指導した事例報告2019

    • 著者名/発表者名
      小俣貴洋・會田 宏
    • 学会等名
      日本ハンドボール学会第7回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ドイツハンドボールの小学生年代における選手育成活動の歴史的変遷―専門家に対するインタビュー調査を通して―2019

    • 著者名/発表者名
      中山紗織・會田 宏
    • 学会等名
      日本ハンドボール学会第7回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] ハンドボール競技におけるサイドシュートとゴールキーピングとの対応関係―世界女子トップレベルにおける同一身長のゴールキーパーを対象に―2019

    • 著者名/発表者名
      下拂 翔・小俣貴洋・福田 丈・會田 宏
    • 学会等名
      日本ハンドボール学会第7回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] Factors affecting sex differences in top-level handball games among Japanese college students2018

    • 著者名/発表者名
      Komata, T., Miwa. K., Aida H.
    • 学会等名
      2018 KNSU International Conference―Asia-Pacific Conference on Coaching Science―
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] テニスのラリーにおける指導の実践知に関する事例的研究:世界トップ60に到達した女子テニス選手を指導したコーチの語りを手がかりに2018

    • 著者名/発表者名
      北崎悦子,會田 宏
    • 学会等名
      日本コーチング学会第29回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] ドイツ・ライプツィヒU10チームでのハンドボールコーチング活動に関する事例報告:コーチの視点の変容に着目して2018

    • 著者名/発表者名
      中山紗織,會田 宏
    • 学会等名
      日本コーチング学会第29回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 国際レベルの女子ハンドボール競技におけるバックプレーヤーのポストプレーヤーへのアシストパスプレーに関する研究2017

    • 著者名/発表者名
      福田 丈,會田 宏
    • 学会等名
      日本ハンドボール学会第5回大会
    • 発表場所
      東京理科大学(東京都葛飾区)
    • 年月日
      2017-03-05
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] テニスのグラウンドストロークラリーにおける個人戦術の実践知に関する事例的研究:大学女子トップレベルで活躍した選手の語りを手がかりに2017

    • 著者名/発表者名
      北崎悦子,會田 宏
    • 学会等名
      日本体育学会第68回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 日本サッカー協会における一貫指導システムの構築に関する事例的研究:日本サッカー協会指導者養成サブダイレクターの語りを手掛かりに2017

    • 著者名/発表者名
      永野翔大,中山雅雄,會田 宏
    • 学会等名
      日本体育学会第68回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 小学生年代のハンドボールにおける日独トップチームのゲームパフォーマンスの比較2017

    • 著者名/発表者名
      中山紗織,會田 宏
    • 学会等名
      日本体育学会第68回大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] テニスのラリーにおける個人戦術の指導の実践知に関する事例的研究:国際レベルで活躍した元女子テニス選手を指導したコーチの語りを手がかりに2017

    • 著者名/発表者名
      北崎悦子,會田 宏
    • 学会等名
      第29回日本テニス学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] ハンドボール競技における若手コーチの省察を深める方法に関する事例報告2016

    • 著者名/発表者名
      下拂 翔,永野翔大,山田永子,會田 宏
    • 学会等名
      日本体育学会第67回大会
    • 発表場所
      大阪体育大学(大阪府泉南郡熊取町)
    • 年月日
      2016-08-26
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 日本とドイツにおけるハンドボールの一貫指導プログラムに関する比較研究2016

    • 著者名/発表者名
      永野翔大,Nemes Roland,藤本 元,會田 宏
    • 学会等名
      日本体育学会第67回大会
    • 発表場所
      大阪体育大学(大阪府泉南郡熊取町)
    • 年月日
      2016-08-26
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] ハンドボール指導者の指導観の変化をもたらす要因に関する事例研究2016

    • 著者名/発表者名
      田代智紀,會田 宏
    • 学会等名
      日本体育学会第67回大会
    • 発表場所
      大阪体育大学(大阪府泉南郡熊取町)
    • 年月日
      2016-08-26
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] 体育・スポーツ分野における実践研究の考え方と論文の書き方2018

    • 著者名/発表者名
      會田 宏
    • 総ページ数
      215
    • 出版者
      市村出版
    • ISBN
      9784902109498
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [備考] 筑波大学ハンドボールコーチング論研究室 プロジェクト研究 科学研究費補助金

    • URL

      http://hand-lab.taiiku.tsukuba.ac.jp/project.html

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi