研究課題/領域番号 |
16K01698
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山田 哲 金沢大学, 学校教育系, 准教授 (00511784)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | ドロップジャンプ / 体幹 / 跳躍高 / 地面反力 / コーチング / バイオメカニクス |
研究成果の概要 |
ドロップジャンプ中の体幹の挙動を測定し,パフォーマンスへの影響を明らかにすること,および,体幹のトレーニングによるドロップジャンプ中の体幹の挙動への影響について明らかにすることを目的として研究を行った. 成人男性に30cmから60cm高の台からドロップジャンプを行わせた結果,踏切中の体幹の長さは台高による差は見られなかった.ドロップジャンプ中の体幹の挙動と地面反力の関係では,ピーク値は台高が高くなるにつれて有意に増加し,接地時間,跳躍時間,DJ Indexでは有意な増加は見られなかった.また,体幹のトレーニングによるドロップジャンプ中の地面反力および体幹の長さの変化は見られなかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ドロップジャンプは力を受ける方向と体幹の長軸の方向が一致した運動であるため,体幹を安定させる負荷が比較的小さいと考えられる.体幹の安定性とパフォーマンスや地面反力の間に有意な関係が見られず,体幹のトレーニングによる変化も見られなかった.このことは,体幹の長軸の方向を力の方向に合わせることで,体幹の安定性によるパフォーマンスへの影響を小さくすることができることを示唆している.しかしながら,多くの運動では体幹の長軸と力の方向は一致しないので,そういった長軸と力の方向が一致しない運動についても分析していく必要が考えられる.
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