研究課題/領域番号 |
16K01700
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小島 理永 大阪大学, 全学教育推進機構, 講師 (10369382)
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研究分担者 |
来田 宣幸 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 准教授 (50452371)
野村 照夫 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 教授 (60189438)
岩居 弘樹 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (20213267)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ICT / リズム系ダンス / 表現 / 感情 / ステップ / ストリートダンス / ボックスステップ / ランニングマン / 印象評価 / ICT / ダンス / 遠隔授業 / 学習支援 / ダンスステップ / コーチング / 舞踊教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,情報通信技術の活用によるリズム系ダンスの表現力について検討するため,大学生を対象にそのステップの印象評価および,大学の共通教育でのダンス授業にてICT活用の有用性を検討した.その結果,複数のステップにおいて演者が「(気分の)ノリ」「楽しさ」「怒り」「悲しさ」について表現すると,これらのステップの印象は「キレ」「広がり」「重さ」の要素で構成されていたことが明らかになった.また,ICT活用によるダンス創作プログラムにおいて,およそ80%の学生がICTの活用を認めており,ダンス授業における技能と表現力の向上にICT活用の有用性が確認できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
リズム系ダンスの指導においては,既存のステップの振り写しで学習が完結しがちと言われている.その指導において,本研究で検証した演者が感情表現を伴ったステップに関する印象評価から,指導者は学習者がステップを行う際に表現についても助言することが可能であることが示唆された.これらの知見はこれまでのリズム系ダンス指導に対して,新たな方法論を示すことができたといえる.また,ダンス授業におけるICT活用の有用性研究では,学習支援アプリケーションソフトの活用ならびに海外との遠隔授業の実施によって,ICTの特性である「いつでも,どこでも」といった課内・課外を含む学習に有用であることが示された.
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