研究課題/領域番号 |
16K01705
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 青森大学 |
研究代表者 |
吉川 昌則 青森大学, 総合経営学部, 教授 (60305977)
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研究分担者 |
廣瀬 圭 信州大学, 繊維学部, 特任准教授 (50455870)
土岐 仁 秋田大学, 名誉教授, 名誉教授 (80134055)
坂井 雄介 青森大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (10265134)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | アルペンスキー / 技術 / 定量的評価 / 加速度 / 高速ターン / コーチング / ターン技術 / 定性的評価 / スポーツ科学 / アルペンスキー技術 |
研究成果の概要 |
本研究では、計測環境が厳しいアルペンスキーの実滑走運動解析システムの開発を行った。システムは、小型3軸力センサ、小型9軸ワイヤレスモーションセンサとGPSセンサを使用し、雪上での実滑走計測を行うことができる。これにより、ハイスキルスキーヤーが実践する速く滑走するためのターン技術を定量的に示すことができた。また、得られたデータの解析より、滑走速度に関わる要因の一つにスキーヤーが行う雪面への働きかけが重要であることが定量的に示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アルペンスキーにて実践される技術は、広大な雪山という過酷な環境で行われるため、実際の滑走を直接計測することは難しい。アルペンスキー技術はその実践環境から非常に複雑で多様であり、その研究は写真や映像などの2次元情報から得られたデータからが多い。また、計測タイムを利用した技術評価も実際の指導現場では行われるが、どちらもそれらの評価は定性的評価となることがほとんどである。 本研究によって、ハイスキルスキーヤーが行う高速ターン滑走技術を雪上での実滑走計測にて定量的に示すことが可能となり、有効なアルペンスキー技術を定量的に提示することができ、アルペンスキーにおけるコーチングに役立つことが期待される。
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