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金メダル獲得のための新たな技術分析と指導法の提言~「屈身ベーレ」を例に~

研究課題

研究課題/領域番号 16K01706
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

原田 睦巳  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (40365565)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード技術分析 / キネマティクス / コーチング / 運動質 / 体操競技
研究成果の概要

本研究は多くの体操競技会で実施されているベーレと発展技である屈身ベーレのキネマティクスを比較し屈身ベーレの特徴を明らかにする事を目的とした。「ぬき」動作の懸垂局面において、膝関節及び股関節は伸展位、肩関節は屈曲位であり「あふり」動作の身体上昇局面は、股関節は屈曲、肩関節は伸展に変化を示した。離手後において、身体重心の鉛直速度は有意に高値を示し、腕支持局面では、膝関節及び股関節は伸展位であった事が示された。この事から、屈身ベーレの運動技術として、宙返り局面における身体重心の鉛直速度を増加させる事が重要であり、後方車輪での「ぬき・あふり」動作の運動技術が屈身ベーレの成否を左右していた事が示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では被験者がオリンピックや世界選手権でのメダリストを含んでいるエリート選手であり、その研究結果として、後方車輪での「ぬき・あふり」動作の運動技術が屈身ベーレの成否を左右していた事が示された。この得られた知見やデータは今後の競技力控除湯の一助となるに有益な情報を得ていると考える。更に、キネマティクス的に技術分析を詳細に客観的な数値を用いて検証したほか、国際体操連盟公認審判員を有する指導者及び日本体操協会公認審判員資格を有する指者における他者評価も行い、客観的数値のみならず、人間が評価する主観的な感性の観点からも動きの相違にも着目した点は、今後の新たな研究フィールドを提起したと考える。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 金メダル獲得のための新たな技術分析-『屈身ベーレ』を例に-2019

    • 著者名/発表者名
      久永将太
    • 学会等名
      日本体操競技・器械運動学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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