研究課題/領域番号 |
16K01722
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 兵庫県立福祉のまちづくり研究所 |
研究代表者 |
中村 俊哉 兵庫県立福祉のまちづくり研究所, その他部局等, 技師 (20426547)
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研究分担者 |
原 良昭 森ノ宮医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00426545)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 車椅子 / 障害者スポーツ / 車椅子マラソン / トルク / 駆動トルク / ハンドリム設定 |
研究成果の概要 |
本研究では、ハンドリムのリム径、パイプ径などが車椅子マラソンを漕いだときの角速度に及ぼす影響を調査するために、ハンドリムのリム径、パイプ径及びホイールからハンドリムまでの距離の変更が容易であり角速度の計測が可能な計測用ホイールを開発した。開発した計測用ホイールを用いた計測により、ハンドリムの設定を変更すると計測される角速度が変化することを示した。この結果から、角速度を用いてハンドリムの設定を評価できることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
車椅子マラソンの競技力には、マラソン用車椅子のハンドリムの設定も影響し、適切な設定は競技者毎に異なると考えられる。そのため、設定が不適切な状態の競技者がいる可能性がある。本研究で開発した計測用ホイールを用いることにより、車椅子を漕いだときの角速度とその変化が可視化される。角速度が可視化されたことで、競技者はリム径やパイプ径などのハンドリムの設定が適切かどうかを判断することが可能となる。このように本研究は車椅子マラソン競技者の競技力向上を支援する研究であり意義深いものである。
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