研究課題/領域番号 |
16K01731
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 上武大学 |
研究代表者 |
柳澤 修 上武大学, ビジネス情報学部, 准教授 (50371159)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 野球 / 投手 / 球速 / ボールコントロール / 下肢筋力 / 下肢柔軟性 / バランス能力 / ストライド幅 / 股関節柔軟性 / 股関節筋力 / 動的バランス能力 / 投球動作 / 柔軟性 / 股関節 / 下肢伸展パワー / 下肢 / 筋力 / 筋パワー / 疲労 / 体力 / 投球パフォーマンス |
研究成果の概要 |
本研究は,野球投手の下肢体力要素,投球動作,および投球パフォーマンスの関連性を検討することを目的とした.本研究は,大学生の野球投手を対象として,主に1)両脚の股関節筋力(特に外転・内転筋力;股関節を開いたり,閉じたりする力)が直球の最高球速と密接な関係をもつこと,2)投球時のストライド幅は投手の股関節外転柔軟性(股関節を開く柔軟性)および直球の最高球速と密接な関連性を持たないこと,そして3)1試合完投相当の投球数は投手の股関節内転筋力および外転筋力に疲労の影響を及ぼすこと,を明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,投手の股関節外転・内転筋力(股関節を開いたり,閉じたりする力)が球速と密接な関係をもつとともに,投球数の増加に伴う疲労の影響を受けやすことを明らかにした.それゆえ,投手のトレーニングにおいて,股関節の外転・内転筋力を強化するプログラムが,投球パフォーマンスの維持向上に有効であると推察できる.加えて,投手の障害予防やコンディショニングにおいても,投手の股関節機能は着目すべき体力要素のひとつであると考えられる.
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