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鉄欠乏状況下において身体運動能力の低下を惹起する骨格筋内の分子機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K01742
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関新潟医療福祉大学

研究代表者

越中 敬一  新潟医療福祉大学, 健康科学部, 准教授 (30468037)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード骨格筋 / 鉄欠乏 / トレーニング / 貧血 / ラット / インスリン作用 / 糖取り込み / 鉄代謝 / インスリン抵抗性 / 筋収縮 / 栄養学 / 生理学
研究成果の概要

本研究では、鉄欠乏性の貧血状況下における疲労要因を骨格筋自体に求め、その作用機序を明らかにすることを目的とした。動物実験での検討により、鉄代謝と糖代謝のクロストークを明らかにし、鉄欠乏が骨格筋のトレーニング効果に与える影響も見積もることができた。また、貧血状況下においては、身体運動に対する行動欲が生理学的に低下している可能性が推察された。このことは、自発的なトレーニング量の低下等を介してパフォーマンスの低下に関与している可能性を示唆している。

研究成果の学術的意義や社会的意義

鉄欠乏性の貧血は女性や持久系のアスリートに多い疾患であるが、鉄欠乏状況下におけるトレーニングの在り方についてはコーチ等の経験に基づく場合が多い。本研究結果は、鉄欠乏状態下における骨格筋代謝の様態を明らかにしており、さらにトレーナビリティーへの影響に対する知見も集約することができた。以上の結果は、スポーツの現場における貧血に対する適切な対処を思案するための科学的知見になりえる。
また、鉄代謝と糖代謝の相互関係を示す知見も得ることができた。このことは、スポーツの現場のみならず、生活習慣病の予防等に対する栄養学的な対処を思案することにも貢献できることが期待される。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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