研究課題/領域番号 |
16K01745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 追手門学院大学 |
研究代表者 |
松井 健 追手門学院大学, 社会学部, 教授 (10279002)
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研究分担者 |
巽 樹理 追手門学院大学, 共通教育機構, 准教授 (00769648)
斎藤 辰哉 鳥取大学, 医学部, 助教 (60758085)
小野寺 昇 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (50160924)
馬込 卓弥 追手門学院大学, 社会学部, 准教授 (20769731)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 高齢者 / トレーニング / 水中運動 / 健康 / 体力 / 動脈スティフネス / 心理状態 / 骨格筋量 / ディトレーニング / 身体活動量 |
研究成果の概要 |
本研究により、高齢者における水中運動の実践は、初期段階から体力ならびに動脈スティフネス等の循環器系機能への好影響が期待できること、ならびに定期的に週2回の運動を継続している間は、3年程度の長期間であってもこれらの機能を概ね維持することが可能であることが明らかとなった。また、コロナ禍によって身体的に不活動になると、トレーニング効果が容易に減少することが確認できたため、高齢者の健康・体力を維持するためには、集団的なプログラムによって動機づけを高め、定期的な運動を長く継続することが重要であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で用いた水中運動プログラムは、身近な温水プールで実践されている、一般的なプログラムである。関節等に障害があり、陸上運動が難しい高齢者でも日常生活の中に無理なく取り入れることができ、長期に継続することが可能である。特に本研究では、低強度の水中運動でも長期継続することで、陸上運動と同様に体力や動脈スティフネス、血圧等の身体機能を3年間にわたり、維持できることを示した点で学術的意義があると思われる。また、高齢者の運動を普及し、運動継続者を増加させるための有用な情報提供ができる点で社会的意義があると考える。
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