研究課題/領域番号 |
16K01746
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 藍野大学 |
研究代表者 |
大和 洋輔 藍野大学, 医療保健学部, 助教 (10638141)
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研究分担者 |
真田 樹義 立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (50421227)
小河 繁彦 東洋大学, 理工学部, 教授 (80553841)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ストレッチ運動 / 動脈硬化度 / 血流 / 血流量 / 血圧 / 動脈硬化 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究では、ストレッチ運動が動脈硬化度に及ぼす効果について明らかにすることを目的とした。健常な若年男性を対象に、全身に対するスタティックストレッチ運動を実施した結果、全身および下肢の動脈硬化度が有意に低下した。また、片脚に対してストレッチ運動を実施した結果、ストレッチ運動を実施した脚の動脈硬化度が有意に低下した。さらに、ストレッチ運動を実施した脚の後脛骨動脈の血流量とshear rate(ずり応力の推定値)がセット間休息中に有意に増加していた。これらの結果から、ストレッチ運動による動脈硬化度の改善効果には血流やshear rateの増加が関与している可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ストレッチ運動は、有酸素性運動や筋力トレーニングと比べると、運動強度が低く、運動習慣のない者や運動が苦手な者でも安全かつ気軽に行える運動である。そのため、本研究成果は、運動習慣のない中高齢者や生活習慣病患者に対する動脈硬化度の予防・改善を目的とした運動プログラムを立案する際の運動のひとつとして、ストレッチ運動を導入するための科学的根拠の一助となることが期待できる。
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