研究課題/領域番号 |
16K01752
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
奥原 剛 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (70770030)
|
研究分担者 |
木内 貴弘 東京大学, 医学部附属病院, 教授 (10260481)
石川 ひろの 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40384846)
岡田 昌史 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70375492)
加藤 美生 帝京大学, 公私立大学の部局等, 助教 (70769984)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
|
キーワード | ヘルスコミュニケーション / 説得的コミュニケーション / ヘルスリテラシー / がん検診 / 受診勧奨 / 労働者 |
研究成果の概要 |
健康保険組合のがん検診案内について、標準型の案内文書と、説得力を高めた改善型の案内文書を作成した。健康保険組合の被扶養者のうち婦人科検診未受診の人々670名を無作為に2群に分け、それぞれの群に標準型の案内文書と改善型の案内文書を郵送した。その後、受診者の割合を2群間で比較した。その結果、受診率は標準型の案内文書を郵送した群で14.2%、改善型の案内文書を郵送した群で29.4%で、2群間で有意差が認められた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義は、先行研究の乏しかったヘルス領域における処理流暢性研究の新たな知見を示したことである。社会的意義は、保健医療従事者がチェックリストをもとにがん検診案内文書を改善することにより受診率を向上できる可能性を示したことである。
|