研究課題/領域番号 |
16K01761
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
伊藤 武彦 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (10291973)
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研究分担者 |
伊藤 恵子 くらしき作陽大学, 食文化学部, 教授 (60761591)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 学校保健 / ソーシャルキャピタル / 地域保健推進 / 健康増進 / 学校医 / 養護教諭 / 学校保健委員会 / 地域連携 / 食育 / 特別支援教育 / 地域保健 |
研究成果の概要 |
ソーシャルキャピタルを活用した学校保健と地域保健の連携・協働を行う活動自体が,学校を中心とする地域社会(学区等)のソーシャルキャピタルの形成を促進するという仮説を,現在行われている良好実践例に基づいて検証することを目的として,ある自治体の事例を参加・観察または質問紙調査により検討した。学校保健と地域保健が組織的に連携・協働すると,地域の人々が互いに知り合い,課題を共有して解決する活動が行われ,ソーシャルキャピタル醸成に資することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
改訂された「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」の中で,ソーシャルキャピタルの活用と学校保健との連携が示され,地域の保健部門と学校が協力する根拠となっている。この研究では,さらに進めて,学校において学校保健を実施する人々や児童・生徒等と地域の医療・保健部門が力を合わせ活動を実施し,その経験と成果が蓄積することで,人々のきずなが一層深まることを示そうとした。すなわち学校保健と地域保健が連携する中でソーシャルキャピタルは単に活用されるだけでなく,活動によりソーシャルキャピタルが一層醸成され,地域の健康増進に資するのではないかという仮説をそのような連携・協働の活動がさかんな地域で実地に検証した。
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