研究課題/領域番号 |
16K01764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
藤田 英二 鹿屋体育大学, スポーツ生命科学系, 准教授 (50506300)
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研究分担者 |
竹島 伸生 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00137126)
竹田 正樹 同志社大学, スポーツ健康科学部, 教授 (00278459)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Nordic walking / Diagonal style / Defensive style / 機能的体力 / エネルギー消費量 / 筋活動水準 / 運動効果 / ポール操作習熟度 / 中高齢者 / ヘルスプロモーション / 運動の効果 / 介護予防 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、異なるポールの使い方による2つのノルディックウォーキング(Diagonal style(DIA)およびDefensive style(DEF))の違いを明らかにすることであった。本研究を通し、1) 生理応答の違いでは、歩行中の上腕三頭筋の筋活動はDIAの方が高く、エネルギー消費量はDEFの方が高かった。2) 中高齢者を対象に両歩行様式での運動介入を行った結果、下肢筋力の指標ではDEFが、動的バランスならびに敏捷性の指標ではDIAがそれぞれより大きな改善を示した。3) DIAでは、ポール操作の習熟度の違いがエネルギー消費量等に影響を及ぼすということが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ノルディックウォーキングは中高齢者の健康づくり運動として広く普及してきている。しかし、一口に中高齢者といっても、その体力レベルは様々であり個人差が激しい。わが国では異なる2つの歩行様式のノルディックウォーキングが普及しているが、それらの運動効果の違いは明らかでは無かった。本研究の結果により、ノルディックウォーキングを様々な体力レベルの人々に対した健康づくり運動とするためのエビデンスを示すことができたと考える。
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