研究課題/領域番号 |
16K01778
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 一宮研伸大学 (2019) 常葉大学 (2016-2018) |
研究代表者 |
石村 佳代子 一宮研伸大学, 看護学部, 教授 (40295564)
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研究分担者 |
岡本 典子 常葉大学, 健康科学部, 准教授 (90338004)
毛利 智果 常葉大学, 健康科学部, 助教 (70757103)
影山 セツ子 常葉大学, 健康科学部, 教授 (00290479)
佐瀬 竜一 常葉大学, 教育学部, 教授 (10441114)
伊東 明子 常葉大学, 教育学部, 教授 (10308687)
太田 正義 常葉大学, 教育学部, 准教授 (10635048)
龍野 浩寿 常葉大学, 健康科学部, 教授 (50775161)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 思春期 / メンタルヘルスリテラシー / 女子 / 看護学 / 教育系心理学 / 学校保健 |
研究成果の概要 |
思春期女子生徒を対象に、メンタルヘルスリテラシー(MHL)構成要素を含んだ内容の授業を実施するMHL教育プログラムを開発した。教育内容は、対象特性を踏まえた上で必要な5項目、1)こころの働きと健康的な生活、2)ストレスとストレスケア、3)対人関係、4)こころとからだと生活習慣、5)精神疾患の理解、となった。授業後には、介入群と対照群への調査(こころの健康への関心度とMHL測定)をし、介入群では、こころの健康への関心度の高まり・MHL向上が明らかとなり、授業実施の効果も検証できた。 その結果、教育プログラムは、教育内容5項目を2年間で4回に振り分け、2年間を1サイクルで行うパッケージとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究のメンタルヘルスリテラシー(MHL)教育プログラムは、日常生活に着眼し健康増進に寄与する看護学と、臨床心理学・教育心理学を専門とする研究者らが共同開発した。この点で、学際的な波及効果をもたらした。また、研究者らは、教育研究の成果を対象者に還元することのできる実践家でもあるため、プログラムを開発し、実践することの学術的意義は大きい。 次代を担う思春期年代の生徒に学校教育の中で、MHL教育が提供できたら、その後の人生における精神的健康の保持に役立つことが期待される。これは同時に、生涯を通じて必要なメンタルヘルスに関する正しい知識教育の基盤づくりを可能にする、という社会的意義をもつ。
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