研究課題/領域番号 |
16K01779
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
|
研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
太田 めぐみ 中京大学, 国際教養学部, 教授 (20434342)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 筋量 / 筋力 / 運動習慣 / 痩せ願望 / 姿勢 / 身体活動量 / 痩身願望 / 身体組成 / 活動量 / 栄養状態 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、若い年代の女性を対象に、筋量・筋力が姿勢、運動習慣、痩せ願望、栄養状態とどのように関わっているかを明らかにすることであった。 研究実施期間中に18歳から39才までの193人からデータを取得し、筋量・筋力との関係を検討した。その結果、① 若い世代の女性の64%が痩せていて筋肉の絶対量が少ないか、見た目は太っていないものの実際は体脂肪率が高く相対的に筋量の割合が低いことが明らかになった。② 運動習慣がある(あった)方が、筋量が多く、体脂肪率が低いことが示された。③ バランスの良い食事を心がけ、欠食をしないなど適切な食習慣を継続することで、筋量を維持できる可能性が示された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は筋量・筋力と姿勢、運動習慣、痩せ願望、栄養状態について総合的に検討したという点に意義がある。本研究の結果、若い女性の6割以上が筋量不足の状態にあることが示された。また20代の女性は、より細い体型を好み、食習慣も好ましくない傾向にあることも明らかになった。生涯に渡って健康で活動的な生活を送るためには、充分な筋量の獲得が必要であることから、体重ではなく筋量や体脂肪率に意識を向けること、運動習慣を持つこと、生活環境の変化に関わらず適切な食習慣を保つことの重要性について、一層の啓発が必要となる。本研究で得られたデータは、こうした啓発を行う上での科学的根拠になる。
|